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灯りワークス / akari works 何かと何かをつなげたり、まとめたり

夢の新薬が作れない

2010年10月17日より。


* * * * * * * * *
11日放送のNHKスペシャル「夢の新薬が作れない~生物資源をめぐる闘い~」。
メモした内容を記録しておきます。





・ペラルゴニウム
 南ア原産の薬用植物。根っこ。長く南アの民間療法として使われてきた。
 ドイツで風邪薬(ウンカロアポ)として発売され大ヒット。

 主な産地の南ア・東ケープ州は失業率50%。
 ペラルゴニウムは貴重な現金収入に。

 しかし、乱獲が問題に。
 全然見つからなくなっている。

 地域ごとに採取量の制限を決めた。
 しかし不法採取が横行。

 仲買人は不法採取者から買っていないか?

 バイオパイラシー(生物資源の海賊行為)。
 南ア政府は問題視している。


・「竜の血」
 ペルーの木から取れる樹脂。
 ナポ製薬が下痢薬(クロフェルマー)として開発。
 下痢は途上国の子供たちの死亡原因として、今も問題。
 世界中の子供たちに届けたいという思い。

 しかし。
 1本の木から200錠分しか採取できない。

 ナポ製薬は利益の2%を先住民の援助に使うことにしている。
 
 一方、ペルー政府は、国内の生物資源から作られた生産物で利益が
 得られた場合、その15%をペルーに支払うことを求めている。
 ただし、これまで払われたことはない。
 「なにが(どこまでが)先住民の知識か」が不明という論争。


・ママラ
 サモアに生える木。
 米国エイズ研究同盟が抗HIV薬として開発。

 同同盟はそこから得られた利益をサモアに配分することにしている。

 しかし、なんと人工合成に成功!
もうママラの木からとらなくてもつくれる。

 そういった場合でもサモアに配分する?という問題。


 ママラの木の活用方法を現地のおばあちゃんから教えてもらったのは、
 植物学者のポール・コックス博士。


・「多様性が守られなければ、新薬は見つからないようになる」
 アリゾナ州立大学 ジョージ・ペティット博士



なにがショックだったかって、
南ア政府の方がペラルゴニウムの乱獲について話していたんですが・・・

「ペラルゴニウム、ルイボス、ハニーブッシュなどの…」
って言っていたんですよね。

ルイボスって、日本でも人気があるハーブ。
活性酸素除去酵素(SOD)が多く含まれる。特に南ア産。

これも乱獲が心配なのか。。
by kon-kei | 2011-11-23 19:07 | 【旧】ちょいとややこしいはなし