灯りワークス / akari works 聞く、書く、考える、切り取る、編む、事務局をする。1歳娘の母をする。

スローフードな日本!

 「美味しんぼ」というマンガがあります。

 まったく興味がなかったのですが、「美味しんぼオタク」と結婚して、
 ぼちぼち読むようになりました。

 意外と、いいのです。
 地域に根ざしたホンモノを紹介しているあたり。バカにしててごめん。

 食は、人をつくるもの、だと思います。
 カラダを構成するという意味でも、ココロを耕す”文化”という意味でも。

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 そんな興味から読んだのが「スローフードな日本!」。
 
 ”スローフード”なんていうとおしゃれな感じに聞こえます。
 青山とか、代官山とかのおしゃれカフェな感じ。

 けど。
 地に足着いた、いえ、深く根ざしているくらいの、本でした。
 お豆腐、ぬかどこ、牡蠣、大根・・・。

 丁寧に丁寧に過ごしてきた、食のいとなみが、垣間見えます。

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 ふたつ、引用しようと思います。
 
 スローフード協会の副会長さんの言葉。
 「いいか、お前と家族、お前と友人、お前と地域社会、つきつめれば、お前と自然の間、
 そういうすべての関係性の中に食(しょく)ってもんがあるだろう。」P7

 地元学で有名な、結城登美雄さんの言葉。
 「現代人の不安は、土から離れた不安だと確信しているんだ。」P250

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 関係性の中に食がある。
 そうそう。そうおもいます。 

 食は人を結ぶもの、ですよね。


スローフードな日本!

島村 菜津 / 新潮社



美味しんぼ 106 (ビッグ コミックス)

雁屋 哲 / 小学館


by kon-kei | 2011-09-18 13:08 | 【旧】日々、徒然